■ 資産運用でいきいき生活
■ 生活設計と資産運用
シニア ルネサンス財団で、渡辺徹先生が、「生活設計と資産運用」と題して述べられています。
シニアライフは、仕事中心の生活である第一の人生を終え、自分中心の生活である、第二の人生として、自由かつ個性的に人生を楽しむときです。また、他人を気にせず、自分らしい生きがいを持てるような生活設計を立てることも大切です…と。
■ 目的に応じた資産配分
自分の生活設計を実現するためには、資産を目的別に配分し、計画的に運用・使用していくことが必要ですが、その配分はシニアライフのあり方に大きな影響を与えますので、綿密に検討しましょう。
- 生き生きと充実した生活を実現するために使用する資産
- 病気や介護などのリスクに備えるために確保しておく資産
- 配偶者や子供に相続させるために残しておく資産
■ 備える資産
一番不安に感じるのは、自分の寿命を予測できないことによる長生きのリスク、特に病気、介護に要する費用についてでしょう。
このための備えとして資産(預貯金などのお金)を凍結してしまい、その結果お金に余裕がなくなり、やりたいことも出来ない寂しい生活になってしまうケースが見られます。
このように現実には、お金を残して死ぬ人の方が、お金を残さないで死ぬ人より圧倒的に多いのです。
お金を使い切るというのは難しいことですが、できれば葬式代だけ残してあとは全部使うと思うぐらいの方がよいのではないでしょうか。
少し極端な言い方になりましたが、病気、介護には適度な備えにとどめて、元気なときには精一杯の活動で、生き生きと充実したシニアライフを送ることを目指してはいかがでしょうか。
■ 使う資産
そのような考えの人は資産(お金)を守り残す姿勢から、前向きに使っていく方向に転換することになるでしょう。目指す生活設計に沿って、マネープラン(年次別収支計画表)を作成します。
年金収入、日々の生活費などの経常的収支額、自宅の改築、海外旅行などの臨時的支出額について、具体的数値を計上していきます。
この収支表により、資金の過不足をチェックし、不足の場合、資産(預貯金)を計画的に投入していくようにしましょう。
シニアライフを充実させるため、前向きに考えることが大切です。マネープランの作成は、毎年1回程度行い、現状と将来の収支内容を点検します。
そしてなるべく収支に余裕を持たせ、より充実した生活設計を目指します。また同時に資産の現状を把握し、運用内容を点検して、殖やす努力をしていくことも必要です。
■ 殖やす資産
シニアの場合、資産運用で大きな損失を被ると取り戻すチャンスが少ないのでまず、リスクを最小にする安全な運用が第一となります。その次に資産をできるだけ殖やす運用という順序になるでしょう。
目的別に配分した資産の運用については、使途の内容・時期などから適した金融商品を選択することとなります。 例えば生活充実化のための資産は、使用時期に合わせた元本保証のある金融商品が中心となるでしょう。
また、相続のために残す資産は長期運用が可能ですから、リスクはあっても高いリターンが期待できる金融商品に、一定の割合を投資することが考えられます。
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